どうしようもない幼なじみに…

三連休2





 部屋に着くと、大和はベッドに寝転がった。ベッドはダブルベッド。二人で寝ろってこと…?

 私は戸惑った。

「…桃花…来いよ」

 大和が手招きする。

 私はベッドの近くまで行って…動きを止めた。

「…桃花?」

「…ヤるなら、麗華ちゃんにすれば?」

 私の言葉に、大和が明らかに動揺した。

「な、何言ってんだよ桃花」

「知ってるよ…?ずっと見てたんだから。大和、麗華ちゃんの胸元ばっか見てたでしょ」

 大和はグラビア大好きってくらいの変態だから、それくらいわかる。

 それに比べたらあたしなんか、取り柄もないし…。

「何言ってんだよ桃花」

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