野獣に魅せられて・・・
「私には、彼氏がいるのよ。

もう6年でしょ?

これはただの偶然よ」


・・・

そう言い捨てた私は、

ドアを閉めようとした。


・・・が。


ガシッと掴まれたドア。

・・・

「これからよろしく」

そう言って笑った潤也の目は、

・・・

まるで、

獲物を見る野獣のように見えた。
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