野獣に魅せられて・・・
「そんなところに突っ立って、

何してるの?」

・・・

同僚に言われ、我に返った。

・・・

「ううん、なんでもない」


「疲れてるんじゃない?

早く帰りなよ?」


「フフ、そうかもしれない。

心配かけてゴメンね?

早く帰ってゆっくりするわ」


「・・・気を付けてね?」


「・・・うん」


・・・

同僚と別れ、

私は家へと帰っていった。


・・・

簡単な買い物を済ませ、

自分の部屋に上がっていく。

・・・

玄関の前、

うずくまってる人を発見。

私は驚いて声をかけた。
< 62 / 117 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop