空から舞い降りた天使
「ごめんなさい…。」



亜子は、隼人の唇に軽くキスをする。




「そうだった。ごめん、つい、我慢できなくて…」





息をするのも苦しいぐらい

私は隼人が好き。




「亜子、俺、ちゃんといわなきゃあな。不安にさせたくないねん。」



「隼人、私ね、先生失格よね。」




「先生やけど、俺の大切な人やで。」




「隼人のこと、知ってるようで、知らないんだよね、アタシ。」



「俺のこと…?」



「親と住んでて、弟がいて、和樹が親友で、カラオケが好きで、得意な教科は、数学と英語で、それで、亜子が好きで、亜子とこれからも、卒業してからも一緒にいたくて、亜子の事をちゃんと守れるような男になりたい。」



亜子はくすっと、笑い



「隼人らしい。」



「あれじゃあ、あかん?
これから、もっと俺のことを知ってほしいねんけど?」




「…うん。」




「亜子のことも教えてよ。」



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