向日葵のような笑顔の君へ
「だってよー…。
こんなに暑かったら、授業も
集中できねーよ…」




普段、集中してない奴が
何言ってんだよ。




「なぁ…はるー。
さぼろーぜー」




俺の名前を呼んで揺らしてきた。




「…さぼるか」




「はぁ…春が言うなら…」




「やったぁ!!」





俺らはさぼるため方向転換し、
坂を下った。





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