向日葵のような笑顔の君へ
「んでさ、もうチューしちゃっ、
いてっ!!」





俺はテーブルの下で
瞬に蹴りを入れた。





「お前なぁ…」





そう言って、啓は顔に手を当て
はぁ、と溜め息を吐いた。



相当、呆れているらしい。
俺もだが。

てか、まだ一週間しか
経ってないぞ??







「クスクスッ。
みなさん、仲いいですね」



俺の隣で口元に手を当て、
クスクスと笑うみのり。



「こいつが馬鹿なだけだよ」




俺は頼んでいたコーラを
一口飲んだ。




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