向日葵のような笑顔の君へ
「お前、大丈夫か??」






透き通った白い肌。
ブラウン色の長い髪の女が倒れていた。




俺はひとまず、女を抱き、日陰の所へ
連れていった。







「おーい…」






何度声をかけても、
起きない女。



もしかして…、と思い、
息を確かめてみた。


生きてるな…。




まず、安心。





「おーい。はるー」





少し遅れて、瞬と啓が
やってきた。




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