あんずの甘い彼氏。


「副会長、お願いします」



見とれてるうちに、あたしの番が回ってきた。


司会者からマイクを受け取り、
あたしは前を向いて話す。


「あたしは、よくクラスでお調子者だのおっちょこちょいだのとクラスの皆に罵声を浴びられて生きています」



すると、一気に会場に笑いが起きる。




「でも、学校は大好きなんです。
きっとそれは、仲間がいるからこそだと思います。
この高波学園を、みんなで力を合わせて、最高の学園にしましょう!!」



拍手と声援の声が響く。



あたしはお辞儀をして、元の席へ戻った。






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