俺がお前の生きる理由。(仮題)
俺がじっとその傷を見ていると、顔を横に背けまた同じことを言う。
「どうしたらこんなぶつけられるんだよ。」
『ほ、ほんとに、、、
私、ドジで、、、お願いします、放してください。』
僅かに体が震えているのがわかる。
痛々しい痣と脅えている小さな姿にいたたまれなくなり、抑えつけていた手を解き腕をひっぱり抱きしめた。
「海藤悠斗」
そう耳元で声にした時、柳瀬葵がビクッと反応したのが伝わる。
「そいつにやられてるんだろ?」
『ち、がいます。』