年下男子にご注意を。


すると、窓越しに見ているわたしの視線に気付いて上城くんがにこっと微笑んでくれた。




それにつられてわたしも微笑んでしまう…





ふたりは、わたしの事を好きだといってくれた。


理由はどうあれそれは本当だから、ふたりの言葉を信じる…





でも、わたしがそんなモテるふたりに告白されたって女子が知ったら絶対卒倒するんだろうな……




ううっ…



考えただけで全身に悪寒が…!




でも………いつか、結論を出さなきゃいけない。





その時がくるまでは今のままで…



今はただ、一緒に笑いあっていたい。






上城くんと一之瀬くんは女子の憧れで、たまに、とても遠い存在にも思えるけど…




それでも…こんな平凡なわたしでも、ふたりは側に居てくれる。







それは本当に嬉しくて、






ふたりに大切にされてるって、




どうしても自惚れてしまうんだ___。










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