年下男子にご注意を。

「え…?」



瞬間、出した右手を引っ張られて、わたしの顔の横に上城くんの顔があって耳に彼の唇が触れそうになった。





「上城くんっ、近い!」



上城くんの吐息が耳にかかってくすぐったいよ!





そして、彼はそんなわたしの言葉を無視して口を開く。









「これから、真夕先輩には、僕を男として意識してもらえるようにしますから…




覚悟、してくださいね?」





「…なっ?」






耳元でそう囁かれ、全身がゾクッとした。



今、上城くんはきっと笑ってる…





そう思った時、上城くんはわたしの顔の目の前にあって……








「嫌でも、男としてみてもらいますからね…」






可愛い顔で、天使のような笑顔をわたしに向けていた……









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