再会は恋へのカウントダウン~カメラの前で~【TABOO】
「よし」

家に鍵を掛けて、家の前でも写真を撮る。雪名と共に。

写真の印刷も兼ねて、雪名の家に向かった。


「ご飯、作っていい?」
「ああ。ありがと」


その日も、普通に雪名の家に泊まり、食事を共にした。


朝、目覚めると、雪名は写真の印刷をしていた。

「今日、帰るんだろ?」
「うん。あ、ねえ、雪名。学校の桜の木撮ってくれない?」
「いいけど。紗弥は相変わらず好きだな。桜の木」
「うん」

あの桜の木にはある伝説が残されていた。入学したての紗弥は、その伝説を信じ、行動していた。
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