白銀の女神 紅の王(番外編)


「今日は挨拶をしにきただけだ。明日からの会議では有益な話が出来ることを期待している」


グリッドは何も答えなかった。

答えを求めていた訳でもなかったため、返事がかえってこなかったことを気にすることなく口を開く。




「では、今日はこれで失礼する」



さて、明日からはどうなることやら。

どこか他人事のように思いながら部屋を出ていった。




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