チョコレート
「は?あたしは物じゃない。」
「はいはい」
笑顔を隠しきれてない、この子犬にあたしまでもが笑顔になってしまう。
「とゆーことで、さっきの続きを……」
「イ・ヤ」
「は?!な、何で…!!」
子供か!
って言いたいくらい、イヤイヤして駄々をこねている。
きっと、こんな大毅を好きになれるのはあたしだけ。
そして大毅が好きになる女の子は、きっとあたしだけ。
「じゃあまた今度ね?」
「…(この馬鹿男)」
子犬がオオカミに変わる日も、そう遠くはないかも?