恋チョコ
「本当に?」


「うん。一目惚れだった。あの、初めてあったときから、ずっと好きだ」


「っ、嬉しい」


「付き合ってくれる?」


「っっ、はい」


そう答えると、小高くんに抱き寄せられ、ギュッと抱き締められた。


「ありがとう。すっげー嬉しい。これ、大切に食うな」


「うん」


「大好きだよ、柚梨」


「っ!///」


初めて、小高くんが名前を呼んでくれた…。


それだけで、そうにかなってしまいそう。


俯く私の額にチュッと口付けが落とされる。

< 36 / 57 >

この作品をシェア

pagetop