恋チョコ
「うん」


「すっごく、楽しかった」


「俺もだよ。また、2人でどっか行こうな」


「うんっ!」


ニッコリ微笑んだ柚梨が夕日の光に照らされて凄くキレイで、思わず見惚れてしまう。


「小高くん?」


「あっ、いや、何でもない。…そろそろ頂上だな」


「本当だ」


「そっち行ってもいい?」


「え?うん」


その返事と共に、柚梨の隣へと移る。


「柚梨」


「え?んっ…」

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