鏡の国のソナタ
「こんな風に触ることもできねぇし、ヤツにとっておまえはただの患者だろ? そんな九嵐先輩が、マジで好きなのかよ?」


さっき買い物に出る前に、先輩のことをすっかり話した。

でも、話さないほうが良かったかもしれないと、素奈多は後悔した。


こいつは、別人なのだ。


本物の先輩とは似ても似つかない……。

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