囚われの身のメイド様!!?〜いじわる三つ子の甘い檻〜





「二人とも〜。咲音の居場所がわかったよ〜」




重い空気の俺たちのところにいつもの調子で尚紀が現れる。




この様子だと、咲音の身に何かあったとかそーいう訳では無さそうだ。





「どこにいたんだよ?」



「どこだと思う〜?」




俺の質問を聞いて、フェロモン全開の笑顔を俺に向ける尚紀。




ああ、うぜー。


今はそういう気分じゃねーんだよ!!




「も〜。そんなに睨まないでよ〜。病院だよ。病院」




無言で睨む俺に尚紀はフェロモン全開笑顔を崩さずに喋る。




病院?


あの健康そのものの咲音が?




咲音には全く関係ない場所と言っても過言ではないと思うけど。




「咲音とこの病院についていろいろと調べたんだけどさ.....」




尚紀はいつになく真面目な表情になって咲音と病院の関係性について話だした。














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