囚われの身のメイド様!!?〜いじわる三つ子の甘い檻〜
「お母さん」
お母さんは私を置いていったりなんてしなかった。
ただ、目を全く覚まさなかった。
白いベッドに横たわるお母さんを見つめる。
手術費や、入院費を出そうと銀行に行ったら、ほぼ残額は0。
おまけにいくつか借金まで背負っていた。
現実がこんなにも厳しいものだとは全く知らなかった。
お父さんもいなくて、こんな状況で私を育てて、お母さんはきっと大変だったに違いない。
なのに、笑い続けた。
「.....っ」
これは報いでしょうか?
何も知らない私への。