囚われの身のメイド様!!?〜いじわる三つ子の甘い檻〜
目の前には桃也の意地悪な笑顔。
「わっわかんないよ。てか、近い」
この距離だとキスされちゃう。
つか、キス....
「何、考えてんだよ?俺のことじゃねーだろ?」
先程まで、上機嫌だった桃也。
が、一気に不機嫌に。
理由はなんとなくわかる。
「......」
言わないでおこう。
尚紀にされたファーストキスのことを考えていたなんて。
「黙ったってわかんだよ」
「ん!!?」
また、キスされた。