囚われの身のメイド様!!?〜いじわる三つ子の甘い檻〜
「あ」
尚紀にさっき噛みつかれたときだ!!
カァァァァァッ
自分でもわかるくらいに顔が熱い。
『俺のだって、印つけとかないと。ね?』
思い出される尚紀の台詞。
こう言う意味だったのか.....。
「気に入らねぇー」
桃也の低い声がこのリビングに響く。
そして.....
トンッ
「へ?」
桃也が私の肩を軽く押す。
それだけでバランスを崩してしまう私。