after rain 〜虹を待ちつづけて〜
「そういや、璃音も来ないな…。」


時間はすでに待ち合わせ時間を過ぎていた。


まさか、2人そろって服選びに苦戦してる?!


そう考えていた時…。


「ごめんっ!遅れた?!」


「すまん!遅くなった!!」


2人がほぼ同時に来た。


「遅い~…。」


「やっと来たか…。」


私も香坂くんも少し呆れていた。


でも、遅れた分2人の服はかなりオシャレだった。


「はぁ…はぁ…。」


走ってきた璃音は息が切れていた。
(侑も走ってきたけど…。)


「蒼井、大丈夫か?」


侑が璃音に声をかける。


「うん。大丈夫。」


息を整えて璃音は答えた。


「さ、行こっか。」


私のその言葉を合図に駅のホームへ入って行った。
< 140 / 377 >

この作品をシェア

pagetop