ただそばにいてほしい
プロローグ
雪が降ってきた。


そういえば、明日はクリスマスだった気がする。


しかし、今年はクリスマスを楽しむ余裕はないようだ。




なぜならば、明日から俺は、父親と母親の仕事の都合で1人暮らしになるからだ。





まあ、ここまでならクリスマスを楽しむ余裕はあったかもしれない。






しかし、問題はこのあとだ。






なんと、親は1人で暮らすのは大変だろうと言い

執事を雇うことを提案してきたのだ。



俺としては、赤の他人である執事と2人で暮らすなんて




うんざりだとな気分である。



「どうせなら、俺も父親と母親に合わせて転校すれば良かったな~」

と1人で愚痴をつぶやいた。



まあ、こんなことを言ってもなんの解決にもならないとわかっいた。
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