君を想う、僕の我が儘

きみを…

県内の大学を受験する君と、東京の大学を受験する僕。


合格したら、遠距離になる。


僕は留学することを前提に志望校を決めたし、君は君の夢を叶えるために地元に残る。


前向きな遠距離だと、僕は思っていた。


寂しさを隠しきれない君の、それでも僕を応援してくれる姿に、いとおしさは増すばかりだ。


『連れていきたい』

そう思うけど、今君を東京に連れて行ったところで、なにもかも中途半端になってしまうのは目に見えていた。
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