光源氏の腕の中【仮】

①初めてを貴方に…

・・・

その日から何かが変わった。

何が変わったのか…

正直よくわからない。

でも、変わった物は、

凄く大事な事・・・

私が彼を思う気持ち。

そして彼が私を思う気持ち。

・・・

日常は、

私はここに落ちて来た時から

すべて変わってしまった。

こんな生活、

向こうにいた頃は想像もつかない。

電気もなく、移動手段も全く違う。

食事だってすごく質素で、

でも食材本来の味を知る事が出来た。

騒々しかった車の音も、

電気機器の騒々しさもこちらは全くない。

自然の音だけが聞こえてくる。

空気だって美味しいし、

・・・

そして何より、

私は今、『独り』じゃない。
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