愛と憎しみの果て~たどり着く場所~


その言葉に また
幸せを感じるのだ。


「雄太…あたし子供みたいだね
ゴメンね
雄太 これから先大変かもよ」


「子供じゃないよ 子供はこんなに…」


と、いいながら あたしの服を捲りあげ 胸に口つけた。


冷たい感触と優しい舌使いに つい
『あっ…』
と、声を漏らす。


「子供はそんな声出さないから」


と、笑いながら続けた。


「ダメだよ~雄太
誰か来ちゃうよ」


「来るわけねーじゃん」


そうだった…
お父さんもお母さんも出掛けたんだ。


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