i miss you…。:*



『バイク左に寄せない?』




後ろの車がクラクションを鳴らす


こちらを不思議そうに眺める交通者


耐え切れん我慢ならん




『貴方じゃなくて冬真』




はぁー、本当に勘弁して




『冬真、これでいい?』



私が投げやりで言うと


満足そうに嬉しそうに


バイクを走らせた




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