二人の兄に激甘警報発令中!

燦々と容赦なく光と熱を放つ太陽。


暑苦しい空気を吸う。



汗が一気に出る感覚が背筋を伝う。


早く水撒きを終わらせたい。


俺は玄関の隣にある物置の影にある大きなホースが置いてある。


俺が小さい頃はガラスで、花柄の模様が付いていたジョウロだった。


透明になっていて霧吹きの様な物だった。


そう思いながら俺は蛇口を捻った。


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