意地悪上司は仔猫好き




私は自分が少し震えているのに気づいて櫂理さんのシャツを握りしめて俯いた。





「それ…知ってたし。彩音は顔に出るから。“たぶん”のトコは気にいらねぇが、まぁ俺も先走ったし、許す。」





って、もういつもの櫂理さんだぁッ!?





私はいつもの冷静な櫂理さんの声に俯きながらもすぐに気づいた。




そそ…それに気持ちもバレてる…///ッ!?




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