私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
う…そこは話題に出さないでほしかったな…



「しねぇしww好きじゃねェしw」



雅は俺に彼女いることに驚き、下を向いていた。



「おい雅ちゃん?」



「雅どうしたの?」



安藤奈々も心配したのか尋ねた。



雅は鞄を持って立ち上がった。



「帰ります。」



俺はあわてて雅を追いかけた。



「おい…!!」



「おい葵!」




俺はようやく店の前で追い着き、雅の腕を掴んだ。



「離してください!馴れ馴れしくあたしに触らないでください!!」



「何でいきなり怒るんだよ!意味わかんねぇよ!」



「だってさっき中西優君が、あなた彼女いるって言ってたじゃないですか!



彼女いるのに何であたしに付きまとうんですか!?あたしをからかってるんですか!?



ただの冷やかし?そんな男友達いりません!!もうあたしに関わらないで!」



見たことのない雅の表情に俺はびっくりした。
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