私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
葵君は大きな声で怒鳴った。



「え…?」



「優がお前の事好きだって聞かされた時は、俺は凄いショックだった。



入学式の時男を避けてたお前が気になってた。けど好きにはなれなかった。



好きでもねぇ女と付き合って、俺はずっとお前に



告白したくても出来なかったんだ!」



嘘…まさか…



嘘だ…



葵君があたしの事…好きだなんて…



だってずっと…



葵君は興味なさそうに優君と喋ったり、



クラスの女子とか話してたくせに…



葵君は下を向いてうつむいていた。



「嘘…だって…」



「なかなか恥ずかしくて雅に話しかけられなかったんだ。雅が好きなんだ!」
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