私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
しばらくして隼人君が来た。
「わりぃな遅くなって。行くぞ」
「ちょっと待って。行くってどこへ?」
「俺んちに決まってんだろうが。こんなとこで話したら誰かに聞かれちまうだろうが」
あ、そっか。隼人君有名だもんね…
すっかり忘れていた。
隼人君はあたしの手を引っ張って、電車に乗り込んだ。
また隼人君は電車代を奢ってくれた。
そこまでしてくれなくてもいいのに…
隼人君の財布をみると、すごいお金が入っていた。
うわ凄い…あたしよりお金持ちだ…
あたしはそう思いながら隼人君についていった。