私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
隼人君はジュースを持って机に置いた。




「ああ兄貴女連れ込んでるけど気にすんなよ。あいつ女遊び酷いからさ」




「ううん気にしてないからいいよ。それで話ってのは?」




「…もう一度聞くけどお前は俺のことサイテーとか思わないのか。」




「最初は思ったけど、やっぱり隼人君が助けてくれたときの事を思い出すといい人だって信じてたから今は何とも思ってないよ♪」




「…俺本当の自分偽ってサイテーなことしてきた。でも俺をこうして変えてくれたのも




結衣のおかげだ。結衣と分かれるたびに寂しい思いするんだ。俺結衣が好きだ。」




隼人君の言葉にあたしはまるでリンゴのように赤くなった。




嘘…まさか隼人君がOKしてくれるなんて…




あたしは今凄く嬉しい気持ちでいっぱいだ。




あたしは涙を流して隼人君に抱きついた。




「隼人君…!」




隼人君は手をあたしの背中に回して強く抱きしめた。
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