私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
俺はとっさに雅を追いかけて、



雅の手を繋いだ。



「ちょっと何するんですか!」



「いいじゃん雅は俺の好きな女なんだし♪」



「彼女さんに勘違いされたらどうするんですか!」



関係ねぇよあんな奴。



俺はもう何が何でも雅が好きだ。



周りが何と言おうと雅が好きなんだ。



雅が俺を拒もうが俺は諦めない。



「いいじゃん。俺は雅が好きなの。



アピールくらいさせてよ」



「やめてよ周りが見てるじゃないですか!」



俺は雅の手を引っ張って早く歩いた。



「あ、雅んちってこっちー?」



「右行ったらすぐです。」



「もしかしてあれか?」



「…はい」



うわ一軒家だ!俺なんかマンションで一人暮らしだぜ…



親父が家賃ケチってあまりくれなかったんだよなぁ…
< 36 / 399 >

この作品をシェア

pagetop