私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
「ああそれ元カノの。たまに俺んちに寝泊まりする時があってそれでそのまま」




「そうなんだ…処分しちゃえばいいのに」




「いやほら靴返せって言われるかもしれねぇし捨てるのも駄目かと思って」




あたしは聡に案内されて部屋に入った。




部屋は少し散らかっていて、たばこやビールの缶などが無造作に置かれていた。




少したばこ臭い…窓開けようかな…




「ねぇ窓開けていい?」




「いいよ。さっきタバコ吸ったから臭くてわりぃな」




聡は簡単に片づけをするとあたしの手を引っ張って抱きしめた。




聡に抱きしめられるたびに安心感と好きっていう気持ちがますます湧いてくる。




「早く奈々とやりてぇな…」




「今はキスとハグまでならOKだから///」




あたしがそう言うと聡はキスをした。




あたし聡が彼氏でよかった。




これからもずっと一緒だよ。




あたしと聡はしばらく抱き合っていたのだった。
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