私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
あの事を雅に打ち明けるべきだろうか。



今言ったら結衣が何をしでかすか分からない。



ここは雅を守る為にも黙っておこう。



ごめん雅。



「……ごめん今は言えないんだ。」



雅は俺の気持ちを分かったのか笑顔で喋りはじめた。



「そっか。葵君が言うまで待つよ。あたし待ってるからさ」



ごめんな雅…



男嫌いでますます苦しんでると言うのに、



さらに苦しませることをしてしまって…



ちゃんとケリがついたら話すからな。



待ってろよ。




俺は雅を家まで送った。



「今日はありがとう。またメールするね♪」



「ああ」



雅は家の中に入って行ったのだった。
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