美味しい飲み物〈Bachelor girl〉



…ワカイ、タマラナイ。
食べチャイタイ…


「あーそれ、私のパンティだわ。今、持ってきてくれる?
お礼したいから、うちに来ない?
玄関まわってよ」


私は、素早い手つきで携帯灰皿に煙草をねじ込む。


「あ、はい!今すぐ行きます!」


大輔君は嬉しそうに微笑む。



私は振り返り、夜空に向かって
礼を言う。


ーありがとう、お月様。
楽しい夜が始まりそう。

コレって…

頑張ってる私へのプレゼントだよね?




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