だぁーッいすき
いつの間にやら…
「松浦君。
目の下くまできてるよ。」
先生…
それまじかよ
「本当だあ!」
うぜー。
いちいちみんなよ。
「夜更かしはいけません。」
きたー。
こういうパターンは
「分かりました。
気をつけます。」
これが
1番。
先生って
意外とちゃんと見てくれてるし…
だけど
やっぱりまきちゃんに
みてほしい。
そう思った。
俺って
こんなに独占欲
強かった?
もしかして
俺。
変態なのか!?
「あー!!」
―バシ
「いってー」
目の前には
カンカンの先生。
普通じゃない雰囲気に
みんなが注目する。
「寝ちゃだめでしょう?」
先生は
出席簿を持ったまま
こちらをみている。

あれで叩かれたんだ。
もしまきちゃんにだったら
何度叩かれても…
「話聞いてるの?」
俺は結局
放課後職員室に呼び出され
きっちりおこられた。
< 195 / 229 >

この作品をシェア

pagetop