だぁーッいすき

手伝い

「ならそろそろ帰るか?
てか、空翔はやっぱり手伝ってくんね?
引越しの手伝い。」
智也くん!!
よく頑張った!
けどなんでいきなり?
「いーよ。
智也は何するかわからんからな。
智也くーんっ♪」
何をからかってるんだー?
全然わからないし…。
空翔は爆笑してるし
智也くんは顔が赤いし…。
「ついていけない…。」
あーっ!
心の声が…。
大丈夫。
聞こえてないみたい♪。


それからみんなで家に帰った。
もちろんまきの家。
なぜかまきを真ん中にはさんで…。
全く意味が分かんない。
それからすぐに
智也くんの家に直行っ!
もう引越し始まってる。
「まきちゃんおはよう。
あら、智也。お友達も一緒なのね♪」
智也くんのお母さんだ。
朝からテンション高すぎ!
「おはようございます。大野空翔です。」
空翔ってやっぱり
どこか大人だなー。
「よろしくねっ♪
今日はまきちゃん、男の子2人と女の子1人。
もてもてねっ。」
またなんかいってるよ。
時々おかしい…。
「ハハハっ。」
軽く流す。
「俺の部屋は2階の…。
とりあえず荷物持っていこー!」
懐かしくってテンション上がってるんだなこれはっ。
そんな子供っぽい智也くんが可愛くて。
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