愛 ~②巻~

抑える術

『はぁ…はぁ…』


白い吐息が、出て来ては、消える。


儚い…想いの様に…。

私は友達全員に電話を掛けて、

泊まらせてと…頼んだんだけど…

皆ダメだった…。


一日ぐらい泊めさせてくれれば良いのに…!


何か…何処か…泊まれる場所は無いかな?

ホテルはお金が直ぐに無くなっちゃうし。


グ~。

お腹がなる…。


お腹…空いたな…。


家…。

あっ♪そうだ♪


私は走り出した。
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