BLOOD§INFECTION




突如、周りがざわめきだす

この現象は体験済みだ


俺が顔をあげると、想像してた通りの情景が拡がっていた

二つに人の波が別れて、真ん中を歩いて来る人物が一人


「神無さん。」


ツインテールの少女は俺の前まで歩みよって来る


「比奈千春。
ちーと話したいから、中庭まで来てくれへん?」


きっと、璃玖さんの問題の話の方がついたのだろう

くるりと踵を返して元来た道を引き返していく神無さんの後にゆっくりついて行った




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