幼なじみはイジワル彼氏

「…ほんき?」

「本気。つか、菜々に拒否権ありません」

「え?あるでしょ⁈え、ちょっ…」



いいよ、と言っていないのにも関わらず、遥斗はあたしの首に顔を埋めてきた。



キスはどんどん深くなっていく。



「んんっ…」



行為が進むにつれて、あたしもどうでも良くなってきて流れに任せようとした時…。



ただいまー!、という元気な声と共に実果さんが家に帰ってきた。



「え、ちょ、やめよ?ね⁈」

「ちっ」



し、舌打ちぃぃ!



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