幼なじみはイジワル彼氏

すると突然、



「いや、ちがう。あたしがっ…悪いのにっ」

「…はい?」

「あたし…希壱のこと、友達としてしか思ってないから‼だから…」



また溢れてくる涙を必死に抑えながら、菜々は続けようとする。



「嫌いにーー…っ!」



菜々が言い終える前に俺は抱きしめた。



「…ならねぇよ…」



俺は菜々に何言わせてんだ…。



不安になってた俺が、いつの間にか菜々を不安にさせてた。



< 252 / 274 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop