幼なじみはイジワル彼氏

次の日…



「…ねぇ、どこまでついてくるの?」

「どこって、菜々の教室まで♪」



いつもなら階段のところで別れるのに、今日はあたしの教室までついてきた遥斗。



しかも手を繋いで。



おかげで周りの視線が痛い…。



教室に着くと遥斗は希壱のとこへなにも言わずに行った。



「…どーも?」



希壱は不思議そうな顔で遥斗を見てる。
< 261 / 274 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop