幼なじみはイジワル彼氏

ごめん。体育館行こ」

「………」

「…菜々?」



すると菜々は俺のニットを引っ張った。



「今日1日楽しかったよ」



俯いたまま、小さな声で呟いた。



そして、空き教室を出て行った。



…なんか、キュンとしたんですけど。



俺、かなり菜々のこと好きっぽい。




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