キミの隣で

「秋奈ちゃん、おはよ」

「オハヨウ~アカネ~」

「何人?」

「あはははははははは♪」

「じゃあ、行ってきます」


元気に家を出た。

『茜ちゃん』

不意にあの愛おしい声が頭を横切る。
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