キミの隣で

「…ごめんなさい。もう大丈夫です」


辺りも暗くなり、あたしは彼に声をかけた。


「…何があったか分かんないけど、もう平気?」


平気か聞かれれば平気じゃない。

でも、大丈夫と言った限りは大丈夫じゃなきゃいけない。

このモヤモヤを消さなきゃいけない。
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