偽ものだと思う…。




「優ちゃんっおはよう!」




朝から元気な裕也に
昨日のどこかさみしそうな裕也の
面影はもうなく、
内心ホッとする。




「はよ。さぁ行くぞ。」



と作ったばかりの弁当を
カバンに詰め込み
玄関へ向かい靴を履く。




そんな私に裕也は後ろを追いかけてくるのも毎日の日課。




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