ヒメムラサキ
眠れない夜でした。
怖い夢を見ました。
私は迷子になるんです。
怖かったよ。
助けてって夢の中で私は泣いてた。
カーテンを開けて月を探した。でも雲にか隠れて見えない。
どうしようもなく悲しくなった。
泣いていたのは夢の中だけじゃなかったね。
あなたの声が聞きたい。
あなたに逢いたい。
そして、「大丈夫だよ」って、泣き虫の私を抱きしめて。
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