君との365日
「ああ。…無理すんなよ?」
「うん、分かってる」
さすが綾芽。
お姉さん、ここに現るってね。
無理はしないつもりだけど、自分じゃ分からない。
海音の事で無理してるか?と聞かれれば「うん」と言えるか、それすらも分からない。
今ごろ二人はイチャイチャしてる。
だって夏休みだよ?
しない方がおかしい。
私だったらしてそう。
「じゃ、行くかー」
私の手を掴んで歩き出す綾芽の後ろ姿は悲しそうだった。
でも、私には声をかける勇気がなくて知らないふりをした。